はじめに:前回のあらすじ
こんにちは!前回の記事では、私が2026年度の「ANAダイヤモンド会員」の期間中に、お世話になった叔母を最高峰の国際線SUITE LOUNGE(スイートラウンジ)へ招待すべく、行き先を「シンガポール」に決定するまでのドタバタ劇をお届けしました。
まだ第1回を読んでいない方、あるいは「どんな経緯でシンガポールになったんだっけ?」という方は、まずはこちらの記事からチェックしてみてくださいね!
行き先は無事にシンガポールへと決まったものの、本当に大変なのはここからでした。
マイルの世界は奥深く、特に沖縄発の国際線特典航空券となると、一筋縄ではいかないパズルが待ち受けていたのです。
今回は、自力でのWeb検索に限界を感じた私が、ダイヤモンド会員専用デスクの力を借りて「燃油サーチャージを劇的に抑えつつ、マイラー憧れのビジネスクラスまでちゃっかり組み込んだ最強の変態周遊ルート」を爆誕させるまでの舞台裏をすべて公開します!
自分で弾き出した「最強の周遊ルート」と、Webでの発券チャレンジ!
行き先をシンガポールに決めたものの、私たちは沖縄本島在住です。
沖縄からシンガポールへ向かう場合、フルサービスキャリア(FSC)の直行便はありません。
FSCでは必然的に、どこかの都市を経由する乗り継ぎ便になります。
せっかくマイルを使って行くなら、最高に楽しいルートを作りたい!
そう思った私は、Google FlightやANAのWebサイトから徹底的にルートを調べ上げました。
そこで導き出したのが、以下の作戦です。
1. 復路は「台北経由」が圧倒的に楽で合理的!
沖縄の地理的条件を考えると、帰りに東京や大阪を経由すると「いったん沖縄を通り過ぎて北上し、また南下する」という時間と体力のロスが生まれます。その点、台湾(台北)経由ならシンガポールから那覇へ向かう直線ルート上にあるため、無駄な移動がなく驚くほどスムーズ!

しかも調べていくうちに、シンガポール航空(SQ)の「シンガポール→台北」間ならビジネスクラスがANAマイルで取れることも分かりました。
2. 往路はあえて「羽田経由」にした理由
「じゃあ往復どちらも台北経由が一番スムーズじゃない?」と思われるかもしれません。
でも、私にはどうしても譲れないこだわりがありました。

せっかく2026年度の「ANAダイヤモンド会員」になったのだから、羽田空港の最上級ラウンジである「ANA SUITE LOUNGE(スイートラウンジ)」に行きたい。
そして、昨年私のSFC修行を支えてくれた叔母も一緒に連れていきたかったのです。
- 往路: 羽田経由で、最高峰のSUITE LOUNGEを満喫してからシンガポールへ
- 復路: 台北経由で、無駄なくスムーズに沖縄へ(+台湾観光もできる!)
これぞ、今までのマイル知識とダイヤモンド会員の特権をフルに詰め込んだ、我ながら満足のいく「変態周遊ルート」の設計図が出来上がりました。
💡 叔母のマイルは「往路」と「復路」のどちらで使うべきか?
ルートの骨組みが決まったところで、次の課題は「叔母が持っている約2万マイルをどこに投入するか」です。 マイルが片道分しかない以上、「往路」か「復路」のどちらか一方は有償(現金)で航空券を買わなければなりません。
どちらをマイルにして、どちらを有償にするのが一番賢いのか? 運賃を比較してみたところ、往路の「那覇→羽田→シンガポール」をまともに有償で購入しようとすると、めちゃくちゃ高いことが判明しました。
【発券当時の片道運賃比較】
※金額は特典航空券 発券時(2026年4月ごろ)の価格です
- 往路(ANA公式サイト):那覇-羽田-シンガポール→227,420円
- 復路(シンガポール航空、エバー航空公式サイト):
シンガポール-台北(59,385円)+台北-那覇(43,454円)→ 合計102,839円
航空券には「海外発の片道」に比べて、「日本発の片道(それも国内乗り継ぎあり)」は割高になりやすいという傾向があるみたいです。
「それなら、高い方の往路(17,500マイル)を特典航空券でカバーして、比較的安く抑えられる復路(シンガポール発の片道)を有償で買った方が、トータルの出費が圧倒的に安くなる!」
こうして、叔母の分は「往路=マイル発券」「復路=有償購入」という方針がバシッと固まりました。
💻実際に検索してみたものの…
設計図を胸に、さっそくANAのWebサイトの「複数都市・周遊検索」から実際の予約を試みました。
自分が思い描いた通りのルートで画面は進み、「よし、いける!」と思ったその瞬間、一つの問題にぶつかります。
「羽田→シンガポールの区間、ANA便しか出てこない……」
今回の旅程は、細かく区切るとこんな4つの区間に分かれています。
- 那覇→羽田(ANA)
- 羽田→シンガポール
- シンガポール→台北(シンガポール航空)
- 台北→那覇(エバー航空)
そのまま2の羽田→シンガポール区間もANA便で検索を進めたところ、1〜4区間トータルの燃油サーチャージ・諸税の合計が33,890円と表示されました(こちらは2026年4月時点の価格です。今はかなり燃サ代が上がっています泣)。
せっかくマイルで行くなら、できれば燃油代などの手出しも最小限に抑えたいのが本音。
「スターアライアンス加盟の『シンガポール航空(SQ)便』なら燃油代がほとんどかからないはず。Webでは見つからないけれど、もしかしたら空席があったりしないかな…?」
あわよくばSQ便で行けないかという期待を抱きつつ、私は「ダイヤモンド会員専用デスク」へ電話をしてみることにしました。
ダイヤデスクでパズルが完成!SQ便の確保と、贅沢な「おまけ」
電話が繋がり、オペレーターさんに伝えた希望条件は以下の3点です。
- 日程と行先: 9月に沖縄からシンガポールへ
- ルート: 行きは「羽田経由」、帰りは「台北経由」
- 人数と発券方法: 私は「往復」をマイルで。叔母は「羽田経由の往路のみ」をマイルで。
複雑な周遊かつ変則的な発券内容でしたが、デスクのお姉さんは「お調べいたしますね」と手際よく空席を探してくれました。
💡 豆知識:デスクなら同行者の予約が一緒にできる!
今回のように、自分の分(私のマイル)と同行者の分(叔母のマイル)をそれぞれの口座から引き出して予約する場合、専用デスクでまとめて発券手続きができます。
電話の前に、同行者の「ANAマイレージクラブ会員番号」「生年月日」「登録電話番号」などを手元に控えておくと、手続きが爆速で進むのでおすすめです!
調べていただいた結果、嬉しいことに「羽田→シンガポール間、シンガポール航空便でお取りできますよ!」との回答が。
オペレーターさんが羽田→シンガポール区間をSQ便に変えて改めて見積もりを出してくれたところ、燃油サーチャージ・諸税の合計が33,890円→17,680円まで下がりました!
たった一区間を変えるだけでほぼ半額まで節約できました。
事前の計算通り、有償で買うと目玉が飛び出るほど高くなる往路を無事に確保。
Web上には反映されず、デスクに直接問い合わせないと出てこない提携航空会社の枠が本当にあるんだなと、ダイヤデスクの頼もしさを実感しました。
✈️ 復路の組み立てと、嬉しい「ビジネス発券」
続いて、私の分の復路(シンガポール→台北→沖縄)の予約へ進みます。
デスクに探してもらうと、ここでオペレーターさんから嬉しい一言が!
「シンガポール→台北、そして台北→沖縄の区間、ビジネスクラスに空席がございますよ」
なんと、シンガポール航空とエバー航空のビジネスクラス(しかもお昼〜夕方の超便利な時間帯!)を提案してもらえたのです。
せっかく貯めたマイル。諸経費が同じなら、憧れの5つ星エアラインのビジネスクラスを体験してみたい……!という欲が抑えられず、私の復路はビジネスクラスで即決。最高の達成感に浸っていました。
私の分の予約が無事に完了したところで、次は叔母の復路の手配です。
私が取った便と全く同じ便を確保するため、電話を切ったあと、すぐにシンガポール航空の公式サイトとエバー航空の公式サイトからそれぞれ有償(現金)でエコノミークラスを予約しました。
結果として、
- 往路: 2人揃ってエコノミー(羽田のSUITE LOUNGEを満喫!)
- 復路: 私はマイルでビジネス、叔母は有償でエコノミー(各地のラウンジも楽しむ!)
という、少し変則的なクラス分けのルートが完成しました。
叔母に「ごめん、帰りの飛行機クラスが分かれちゃったんだけど……!」と恐る恐る伝えたところ、「全然いいよ!連れて行ってもらえるだけで嬉しいし、同じ便で安心だし、私のマイルも無駄なく使えて良かった!」と快く言ってくれて一安心。
航空券のルールやお財布事情と向き合いながら、デスクのお姉さんと一緒にパズルを解くように組み立てた、納得のフライト予約となりました。
確定した旅程と使用マイル・費用まとめ
デスクとの連携、そして各航空会社のサイトでの手配を経て、最終的に確定した私たちの「よくばり周遊ルート」の全貌がこちらです!
✈️ 確定した旅程(タイムスケジュール)

本当は「那覇→羽田」を午前中に飛び、同じ日の深夜便でシンガポールへ…という流れにしたかったのですが、そこは空席がなく断念。いくらダイヤモンド会員といえど、枠がないものは仕方がありません(笑)。
というわけで、旅程は結局「前泊ありの日またぎ」という形になりましたが、せっかくなら東京でも楽しいイベントを一つ仕込むことに!沖縄発で東京と台湾観光を贅沢に盛り込んだ、まさに新人マイラーとしてはかなり上出来なルートになりました。
💰 今回の旅にかかったマイルと費用
今回の発券で、実際に支払ったマイル数と現金の総額です。
👤 【私】(往復ともマイル発券)
- 使用マイル: 50,500 ANAマイル(往路エコノミー/復路ビジネス)
- 手出し費用: 17,680円(燃油サーチャージ・諸税等)
👤 【叔母】(往路はマイル、復路は有償)
- 使用マイル: 17,500 ANAマイル(往路分)
- 手出し費用: 合計 109,889円
- 往路諸経費:7,050円(※電話発券手数料2,200円を含む)
- 復路有償分:シンガポール航空 59,385円 + エバー航空 43,454円
叔母の往復合計は約11万円となりましたが、通常のFSC(フルサービスキャリア)でシンガポールを普通に有償往復購入する価格と比べても、これだけの経由地とラウンジ体験が含まれてこの価格なので、トータルでかなりお得に抑えられました!
最後に:「旅で何を叶えたいか」を基準にルートを組む楽しさ
Webのリサーチ不足を補ってくれたダイヤモンドデスクのオペレーターさんには本当に感謝ですし、「思ったような便が出ないときはデスクに相談してみる価値がある」というのは間違いありません。
でも、それ以上に、自分が満足いくようなルートをあれこれ探す時間がもの凄く楽しいんです!
旅の満足度を最大化させるには、「今回の旅行で、自分は何を果たしたいのか」を基準にして航空券を取っていくことが大事だなと感じました。
たとえば、沖縄住まいの私からすれば、シンプルに「現地でゆっくりして効率よく帰ってくる」ことだけを最優先するなら、絶対に往復とも台北経由にするのが正解です。
しかし、私の今年の目的は「せっかく勝ち取ったANAダイヤモンド会員のステータスを、めいっぱい楽しみ尽くすこと」。
だからこそ、あえて遠回りをしてでも、往路は羽田経由を選びました。その結果、羽田でSUITE LOUNGEを楽しめるだけでなく、世界的に評価の高いシンガポール航空のエコノミークラスをじっくり体験し、ついでにビジネスクラスにも乗っちゃうという「お楽しみ」まで付いてきました。

ただの「移動手段」だったフライトが、ルート選びの工夫ひとつで「現地での体験と同じくらいワクワクする特別な時間に変わる」。
これこそが、マイルを貯めてダイヤモンド会員になったからこそ出会えた、私にとって新しい旅の価値観です。
皆さんもぜひ、次の旅では「自分だけのわがままな目的」を詰め込んだルート作りに挑戦してみてくださいね!
フライトのパズルが無事に完成したところで、次なるミッションは「ホテル選び」です。
実は今回、フライトに負けず劣らず、ホテル選びでも贅沢なこだわりを詰め込みました(笑)。
次回は、シンガポールと台北での滞在を最高のものにしてくれた、「ホテル選びとイベント予約」をお届けします。私たちが選んだ至高のホテルと、その決め手とは…?どうぞお楽しみに!🌿


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