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はじめに
もう2026年も折り返し地点になりましたね。
沖縄ではGWに一足早く梅雨入りし、「なんか空梅雨だぞ?」という気候を見せたかと思えば台風が直撃し、今はめちゃくちゃ暑くて早くもバテそうです笑
そんな夏の入り口に、少し時期は遅くなってしまいましたが、2025年秋〜2026年春にかけてのベランダプランター栽培を振り返ります!
成功したものも、盛大に失敗したものも、正直にお届けします😊
私が実践しているのは、微生物の力を借りて野菜を育てる菌ちゃん農法や自然菜園。化学肥料や化学農薬を使わず、自然の力でおいしい野菜を育てることを目標にしています。菌ちゃん農法についての詳しい説明はこちらをどうぞ!
栽培環境はこんな感じです。
- 場所:実家のベランダ+家の周り
- スタイル:プランター栽培(菌ちゃん農法・自然栽培)
- 規模:最近は忙しいのでベランダのプランターがメイン笑
それでは、今シーズンの振り返りをどうぞ!
今シーズンの成績一覧
まずは今シーズンの成績をざっくりまとめます!
| 野菜 | 評価 |
|---|---|
| ミニダイコン | ◎ |
| ニンジン | 〇 |
| イチゴ(当シーズン植付株/2年目放置株) | △/◎ |
| タマネギ | 〇 |
| ちりめんシソ(こぼれ種) | ◎ |
| トウモロコシ×エダマメ(2025秋) | × |
| ハクサイ(菌ちゃん2年目) | × |
◎…大成功! 〇…まあまあ △…いまいち ×…失敗
イチゴだけ評価が△/◎と二つあるのは、同じイチゴでも育て方によって結果が真逆になったから。
詳しくはイチゴのセクションで!
全体的には根菜類が好調だった一方、ハクサイとトウモロコシ×エダマメの秋チャレンジは悔しい結果になりました。それぞれ詳しく振り返っていきます!
大成功!ミニダイコン
今シーズン一番の収穫はミニダイコンでした!育てたのは味短歌と紅くるりの2品種です。


深さ40cmのプランターを使っていますが、余裕を持って育てたかったこと、そしてミニ野菜のかわいさに惹かれてミニダイコンに挑戦しました笑
土づくり
種まき前の土づくりには、まずソルゴーを2か月ほど育ててすきこみます。その後、えひめAI(納豆・ヨーグルト・イースト菌を混ぜて発酵させた手作り液体資材)をプランターにかけてから、透明マルチで密閉して約2ヶ月間太陽に当てる太陽熱養生を行いました。熱養生の期間は約3ヶ月ほどです。
微生物の力を借りて土をしっかり育てておくのが、自然栽培の基本です😊




栽培中のお世話
栽培中にやったことは、カルシウム酢(牡蠣殻石灰を食酢に溶かしたもの)と有機液肥を数回ずつかけただけ。防虫ネットもかけませんでした。
それでもアブラムシがほとんど付かず、めちゃくちゃ綺麗に育ってくれました!栽培適期にしっかり合わせたこと、また風通しを良くするために葉っぱを立たせるように仕立てたのも良かったのかもしれません。ちなみに、葉っぱを立たせて育てることを垂直栽培と呼びます。こちらも興味深い栽培法なので、また詳しく記事を書きますね!今年も栽培予定ですが、再現できるか不安なくらいの大成功でした笑

味短歌(あじたんか)
煮物に合う品種を探してネットで検索していたところ、こちらがヒット。根長20cm前後の手頃なサイズで、肉質が緻密で甘みが強いのが特徴です。実際に食べてみると、クセがなくとても美味しかったです😊 病気にもなりにくく、初心者にも育てやすい品種だと思いました。

紅くるり
漬物にすると赤色がとても映えて、食卓がぱっと華やかになります。味はこちらもクセがなく食べやすくて、こちらも病気知らずで元気に育ってくれました。


なかなか良かった!ニンジン
育てたのはサカタのタネの「濱美人」という品種。
サカタのタネのカタログを読んでいて「煮込んで旨い!」という触れ込みが気になって選びました😊
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価格:495円 |

ミニダイコンとのコンパニオンプランツ混植
ニンジンはミニダイコンと同じプランターで混植して育てました。ニンジンとダイコンはコンパニオンプランツとして有名で、お互いの害虫を寄せ付けにくくするという効果があると言われています(正直なところ、コンパニオンプランツの効果は栽培環境にかなり影響されると思っていますが笑)。
混植のコツは、ニンジンを1ヶ月早くまくこと。ニンジンはダイコンより栽培期間が1ヶ月長いので、同じ日にまいてしまうと先に大きくなったダイコンの葉が陰になってニンジンの成長を妨げてしまいます。時期をずらすことで成長が揃って育てやすくなります。

育ててみた感想
ニンジンは私との相性がよいのか、病気や虫の被害がほとんどなく、たくさん収穫できました!通常の五寸ニンジンと比べて少し細長い形が特徴的です。
味はニンジンらしい風味がしっかりあって美味しいのですが、スーパーで売られているものと比べると甘みを少し感じにくかったのが正直なところ。私の育て方の問題もあるかもしれませんが笑、今年はもっと甘くて美味しいと噂の品種も育てて比較してみようと思っています!
菌ちゃんプランターとの混植は…
実はこのあとご紹介する菌ちゃんプランター(2年目ハクサイのプランター)でもニンジンを混植していたのですが、こちらは暑さが残る10月上旬に種をまいたことが原因で、7ヶ所まいたうちたったの1ヶ所しか生き残りませんでした💦


マルチをしている関係で土の表面とマルチの間の空間がかなり高温になってしまい、涼しい環境を好むニンジンが耐えきれなかったようです。ただ、生き残った1株の成長はすさまじくて、ダイコンと混植したものより1ヶ月早く収穫できました笑。味は同様にあまり甘くありませんでしたが😊
イチゴ:手をかけた株は撃沈、放置株がまさかの大勝利
今シーズンのイチゴは、同じ紅ほっぺを育てたのに、育て方によって結果が真逆になるという面白い経験をしました。
当シーズン株(苗購入)は苦戦…
近くの種苗店で購入した紅ほっぺの苗を、菌ちゃんプランターとタマネギとの混植プランターの2ヶ所で育てました。
菌ちゃんプランターの方はうどん粉病は出なかったものの、アザミウマの害が出て、実がつく頃にはアブラムシまで…という状況に。タマネギと混植した無肥料プランターの方はうどん粉病にやられてしまいました(こちらは写真がなかったです💦)。


もともと紅ほっぺはうどん粉病にかかりやすい品種ではあるので、ある程度はしょうがないのですが笑、イチゴってデリケートだなと実感しましたし、菌ちゃん農法も奥が深いなと改めて思いました。
2年放置株が大逆転!
一方、2024年に育てた株から出たランナーを別のプランターに根付かせて、そのまま水やりだけし続けた放置株はというと……なんと大成功でした!
日当たりは半日(しかもほぼ西日)しかない場所で、追肥も一切なし。周りに他の植物もあって虫もいる環境でしたが、人工授粉をしなくてもかなり綺麗な形で収穫できました。味はさっぱりした甘さの中にイチゴの旨みもあって、とても美味しかったです😊


せっかく土づくりを頑張ったプランターが上手くいかなくて正直ショックでしたが笑、これをどう検証していこうか、3年目もそのまま育て続けたらどうなるか、今後がむしろ楽しみになっています。自然栽培って、答えが出るのに時間がかかるところも面白いですよね😊
紅ほっぺの苗はホームセンターや種苗店で秋頃に出回ります。ネットショップでも購入できるので、来シーズン挑戦したい方はぜひチェックしてみてください!
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小ぶりだけど収穫できた!タマネギ
タマネギはセット球(別名「ホームタマネギ」と呼ばれる小さな球根)から育てました。セット球とは、タマネギの種をまいて直径2cmほどに育てたものを掘り起こして乾燥させたもので、「ホームタマネギ」という別名もあります。涼しい地域で春に作られて保存され、秋に植え付けられる形で販売されています。
種から育苗すると植え付けまでに1ヶ月半〜2ヶ月かかりますが、セット球を使うとその苗から植えるよりも1ヶ月〜1ヶ月半ほど早く収穫できます。暖かい地域でのタマネギの育苗はハードルが高いので、初めてタマネギを育てる方には特におすすめの方法です😊
私は地元の種苗店で売っていた「Qちゃん」という品種を購入しました。地域で品種はバラバラのようです。

土づくり
ミニダイコンと同様に、夏場にソルゴー(緑肥作物)を育てて土にすき込んだあと、太陽熱養生を行いました。
育ててみた感想
収穫できたのですが、正直小ぶりな仕上がりになってしまいました笑。原因として心当たりがあるのは2つ。プランターで株間12cmほどと少し密に植えすぎたこと、そして追肥を液肥数回にとどめたことです。次シーズンはもう少しタイミングを勉強して、効果的に追肥をしてみようと思っています。


味は美味しく食べられたので、小ぶりでもどっさり収穫できたのは十分合格点😊
小ぶりなタマネギはそのままスープに入れたり、丸ごと使う料理に便利でもあります。
タマネギのセット球は秋になるとホームセンターや種苗店に出回ります。セット球で販売されているのは主に極早生・早生品種で、沖縄などの暖地で涼しい期間が短い地域では極早生品種が特におすすめです😊
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嬉しいサプライズ!こぼれ種からのちりめんシソ
今シーズン一番の嬉しいサプライズがこちらでした!
去年の夏に別のプランターで育てていたちりめんシソ。花が咲いたところで片付け代わりに残渣を敷き草として別のプランターに積んでいたのですが、今年の2月頃にそのプランターをふと見てみると……なんと芽が出ているではないですか!こぼれ種から勝手に発芽してくれていました😊

大葉との違いが好み
シソといえば大葉(青シソ)が定番ですが、ちりめんシソを実際に育てて食べてみると、私はちりめんシソの方が好みでした。
葉が薄くて物理的な存在感がない分、料理に巻いたり乗せたりしても主張しすぎず、それでいて風味はしっかりしているので香りづけに最適だなと感じました。お肉や魚に巻いて食べるととても美味しかったです😊
ちりめんシソを教えてくれたのは、同じく家庭菜園やガーデニングを趣味にしている職場の同僚の方でした。その方いわく、天ぷらにするとほぼ衣の食感だけでサクッとするけどシソの香りがフワッときて絶品とのことです!天ぷらにはしなかったですが、その魅力を十分に実感できたのでお気に入りになりました。同僚の方に感謝です。
基本1株あれば十分
シソは1株でもかなりの量が収穫できるので、家庭菜園では1株あれば十分だと思います。種から育てるよりも、苗が出てくるのをひそかに狙う方が楽だなと思っているところです笑。
ちりめんシソの種はこちらから探せます。
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惜しかった…エダマメ×トウモロコシ
トウモロコシとエダマメは2025年の春と秋、2回チャレンジしました。育てたのはトウモロコシが「サニーショコラライラ」、エダマメが「天ケ峰」です。
トウモロコシの品種は完全に名前で選びました笑(チョコレートが大好きなので!)。
エダマメはコンパクトで混植しやすい極早生品種を選んでいます。
なぜトウモロコシとエダマメを混植するの?
トウモロコシとエダマメはコンパニオンプランツとして有名な組み合わせです。お互いの害虫を寄せ付けにくくする効果があると言われています。また、トウモロコシは肥料をたくさん必要とする一方、エダマメは根粒菌の力で自分で窒素を供給できるため肥料が多すぎるとつるボケを起こします。この特性が肥料バランスの面でも相性が良いとされています😊
2025年春チャレンジ(○):亀みたいなトウモロコシ
春チャレンジはなんとか収穫まで辿り着きましたが、結果は「亀みたいな形のトウモロコシ」でした笑
原因は完全に受粉不足です。トウモロコシは基本的に10株以上育てると受粉がしやすいのですが、プランター1つに収めたかったため4株しか育てられませんでした。株数が少ない場合は人工授粉が必要なのですが、雄花と雌花が咲くタイミングがずれてしまったことも重なりました(養分不足だとこれになる印象があります)。


収穫直前、実がちゃんと膨らんでいるのが分かった時はとても嬉しかったです!でも皮をむいてみたら見事に片側だけ実が入っていなくて、亀のような形に笑。人工授粉を頑張ったものの、タイミングの見極めが難しかったなと思いました。それでも味は甘くて美味しかったです😊


エダマメもさやがきれいにできて、収穫してすぐゆでて食べたところ、えぐみが全くなくて「エダマメってこんなに美味しかったんだ!」と感動しました。普段ゆでた豆類はあまり得意じゃないのですが、収穫したての新鮮さって本当に違うんですね。


ちなみにトウモロコシにエダマメを混植する場合は、エダマメを最低でも1週間早くまくのがコツです。
トウモロコシの方が圧倒的に背が高くなるので、エダマメを先にまいて成長度合いを少しでも揃えておくとよいそうです。
2025年秋チャレンジ(×):痛恨のミス
秋チャレンジは残念ながら断念することになりました。春より追肥がルーズになってしまい、間引きや追肥が遅れた結果、雄花の花粉が出きった後に雌花が咲くという痛恨のミスに。受粉のタイミングが完全にずれてしまいました💦


春・秋ともにアワノメイガ(トウモロコシの代表的な害虫)の被害はありませんでした。ただ秋チャレンジでは、エダマメの収穫タイミングを見計らっているうちにカメムシが大量発生してしまい、エダマメもほとんど食べられてしまいました💦
エダマメは完熟させる前に収穫するので、タイミングの見極めが本当に難しいなと痛感しました。
来年こそはリベンジしたいところです笑
次シーズンへの意気込み
雑誌や本で調べてみると、やはりトウモロコシは肥料食い。そして追肥のタイミングが重要だと分かりました。
「できるだけ肥料に頼らない方向で行きたい」という気持ちと、「追肥しすぎるとエダマメがつるボケになるのでは?」という考えすぎが敗因だったのかなと反省しています笑
今年の秋はまずトウモロコシに集中して育てること、そしてプランターを2つにして本数を増やして挑戦してみようと思っています!
菌ちゃん農法2年目のハクサイは失敗…。
今シーズン最大の失敗談です。育てたのは「新理想」というハクサイの品種。ネットで美味しいとの評価が高かったので選びました。
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フワッと巻き始めたのに…
順調に育って球が巻き始めるところまでは行ったのですが、最終的にヨーグルト状のカビのようなものが生えてしまい、泣く泣く栽培を終了しました💦
調べてみると、これは「菌核病」という病気でした。
菌核病は、ハクサイが結球する時期に外葉の裏側や地面に接する部分から褐色の病斑ができ、それが拡大して株元から軟化・腐敗し、最悪の場合枯れてしまう病気です。結球して葉っぱが重なっている部分に白色綿毛状の菌糸が発生して(私が見たヨーグルト状の菌がこれです)、その後黒色でネズミのフンのような菌核も作られます(こちらも確認しました)。ただ、この菌自体に悪臭はないので、軟腐病と見分けることができます。軟腐病は臭いのでよりメンタルに来ますもんね泣。

糸状菌と菌核病、奥が深い…
菌核病の病原は糸状菌です。菌ちゃん農法はもともと糸状菌を増やすことで土を豊かにする農法なので、病原菌である糸状菌まで増やしてしまうというジレンマがあります。糸状菌といっても種類は様々なので、今回はたまたま菌核病の病原菌が増えてしまったのだと思っています。
また菌核病は涼しく多湿な条件で起こりやすいとのこと。ハクサイが大きくなるにつれて株同士の間隔がかなり密になっていたこと、マルチをしていたために地上部の風通しがとても悪い状態になっていたことも影響したのかもしれません。
さらに実は、マルチをしているとハクサイが大きくなった時にマルチをはがしにくくなるという弊害もありました。水加減が分かりにくかったり、毎日の観察もおろそかになりがちで……反省しています笑

1年目との違い
1年目よりもハクサイが大きい品種だったこともあり、水やりや観察がさらにしにくくなったと感じました。植え付け1ヶ月前にエサを足したので糸状菌の量もちゃんとあるはずだし、養分的には大丈夫だと思っていたのですが、株間の調節はもっと意識する必要がありましたね。
切り株(?)にはびっしり糸状菌がついていました。

これからの対策
今後は夏場に緑肥を育てること、そしてマルチを使わず草をメインのエサにするマルチなしの菌ちゃん農法にシフトして、まずは水やりの管理をしやすくしていこうと考えています。このプランターで次にハクサイを育てるか、別の野菜にチャレンジするかはまだ検討中です😊
まとめ&次シーズンの目標
今シーズンを振り返ると、意外とたくさんの野菜を育てていたなと思いました笑。
家庭菜園を始めたての頃と比べると、お世話がだいぶマメにできるようになってきましたし(まだ不十分なところも多いですが!)、無農薬でとてもうまくいった野菜も出てきて、自分なりの成長を感じられたシーズンでした😊
成功あり、失敗あり、サプライズありの盛りだくさんな1年でしたが、それぞれから学べることがあって、家庭菜園って本当に奥が深いなと改めて実感しています。
次シーズンの目標はこちら!
- ハクサイのリベンジ(菌核病に負けない!)
- トウモロコシのリベンジ(今度こそ受粉を成功させる!)
- ジャガイモにも挑戦
まあまあずぼらな私ですが、まだまだマイナーな菌ちゃん栽培・自然栽培の実践記録を皆さんにお届けしていこうと思います。少しでも参考になれば幸いです!
畑編も後日公開予定ですので、ぜひご覧ください!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました😊



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